PHOENICSでは、解析領域内において2つの連続した流体(”連続相+連続相”)が同時に存在する流れの場合、2組の運動方程式やエネルギー式を解く『IPSA(Inter Phase Slip Algorithm)法』を用いて解析をします。 気+液、固+液、気+固、液+液など自由な組合せにより2相現象の解析ができ、また"3相"が同時に存在する場合もこの”解析手法”を使って解析をすることができます。
例えば、
*液体の沸騰、蒸発などの相変化を伴う解析
*溶融、凝固などの相変化を伴う解析
*膨張、収縮を伴う計算
等では、PHOENICSの”IPSA"が最も有効な解析手法です。
|