座標系と時間依存性 |
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構造格子系を採用、基本は直交座標系ですが、円筒座標系も使用できます。格子分割は自動設定で、壁面に寄せた格子分割を自動的に行い、さらにこの分割パラメーターの変更、また完全に手動での格子分割も行えます。メッシュで形状を表現できない多孔質体内の流れも計算できます。時間依存性についても定常、非定常計算どちらも対応しています。
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形状表現法 |
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直交格子、円筒格子で物体の形状を正確に表現するために、物体と交差するセルを切断して壁面に沿ったセルを作成するカットセル法とセルと壁面の間をモデル化する埋め込み境界法(Immersed Boundary method,以下IB法)の2つが標準で用意されています(IB法は直交格子のみ対応)
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物性値と作動流体 |
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非圧縮性/圧縮性の空気やさまざまな気体、水やオイルなどのニュートン流体から非ニュートン流体まで対応。データベースにないものはユーザが入力でき、自分専用のデータベースも作ることもできます。もちろん計算中の変数(圧力、温度、速度、濃度等)に依存した物性(理想気体の状態方程式等)の設定も可能です。固体も物性値を入力することで連成熱解析が可能です。
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移動する物体 |
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P回転運動を表現するスライディングメッシュ、さらに回転運動、直線運動に限らず任意の運動をする物体による流れの解析が行えるMOFOR(MOving Frames Of Reference)により物体の運動を自由に表現できます。
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カスタマイゼーション |
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Inform(the Input of Data by way of Formulae)は問題を定義するデータの入力を容易にするPHOENICS入力言語(PIL)の補足機能です。空間・時間の分割、物性値、初期値、ソース、 境界条件、物体形状と動き、特別なプリント出力などを簡単なプログラミングで「場合分け」、「数式表現」を使って設定・コントロールできます。
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CADインターフェース |
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3次元のCADで作成された形状データはSTLやSTEP、IGES、Parasolidなどの中間ファイルや、CATIA、Creo Parametoric、NX、Unigraphics、Solidworks、Inventor等の3次元CADの出力ファイルを読込むこともできます。
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収束促進ウィザード |
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CFDでは全要素に対して解析変数分の巨大マトリックスの連立方程式を反復法を使用して計算します。ここで緩和の設定など煩わしい操作が必要ですが、PHOENICSはこれを自動に調整するCONWIZ(Convergence=Promoting Wizard)を提供しています。これによりユーザーは形状データ・境界条件の設定のみに注力することができます。
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